・日本映画通史

「日本映画史全4巻」佐藤忠男編　岩波書店　1995
　2006年に「増補版」も発行されています。日本映画通史を学ぶ教科書として最適。

「日本映画縦断全3巻」竹中労　白川書院　1975〜

　竹中労の思い入れたっぷりの竹中版映画史。

　「傾向映画の時代」「異端の映像」「山上伊太郎の世界」の全3冊

「日本映画史発掘」田中純一郎　冬樹社　1980

「日本映画発達史全５巻」田中純一郎　中央公論社　1957〜

　1957年から全4巻の初版発行、その後5巻を加えた函の色の違う全5巻が発売。

　全5巻で文庫にもなっている読む日本映画通史の名著。

「日本映画史　上下二巻」飯島正　白水社　1955

　昭和20年代までの日本映画史。

「世界の映画作家31　日本映画史」キネマ旬報社　1976

「日本映画史大観　映画渡来から現代まで86年間の記録」松浦幸三編　文化出版局　1982

「日本映画史叢書全15巻」岩本憲児編　森話社　2004〜2011

　日本大学芸術学部の岩本憲児教授編のもと発行されたユニークな映画史。

　「映画のなかの天皇―禁断の肖像」「怪奇と幻想への回路―怪談からJホラーへ」

　「映画と「大東亜共栄圏」」「映像表現のオルタナティヴ 一九六〇年代の逸脱と創造」など。

 

・日本映画誕生史

「シネマがやってきた！日本映画事始め」都築政昭　小学館　1995

「日本映画史の研究　活動写真渡来前後の事情」塚田嘉進　現代書館　1980

　日本映画誕生と渡来の周辺を知るには一番。

「実録日本映画の誕生」平井輝章　フィルムアート社　1993

　懐かしの名作を追い、その関係者に徹底取材して得た、証言の数々。

　片岡千恵蔵・成瀬巳喜男・飯田蝶子・山本嘉次郎ほか。85人の映画人による日本映画名作史（帯より）

「京都映画80年の歩み」京都新聞社　1980

「人物・日本映画史1」岸松雄　ダヴィッド社　1970

　「1」とありますが、発行されたのはこの一冊のみ。

「日本映画史の創出　時代を映す鏡」冨士田元彦　五柳書院　1983

「現代映画の起点」冨士田元彦　紀伊国屋新書　1965

「日本映画の歴史」岡田晋　三一新書　1957

「日本映画私誌　戦前昭和の20年」浜田芳久　図書出版社　1986

「日本映画・テレビ監督全集」キネマ旬報社編　キネマ旬報社　1988

「日本映画監督論」大塚恭一　映画評論社

「日本映画を読む　パイオニアたちの遺産」

　大島渚・吉村公三郎・西河克己・山根成之ほか　ダゲレオ出版　1984

「伝・日本映画の黄金時代」児玉英生　文藝春秋　1989

「日本映画黄金伝説」白井佳夫　時事通信社　1993

　黒澤明と「トラ・トラ・トラ!」、勝新太郎、川島雄三など、日本映画黄金期の秘密。

　大島渚との本格語り下ろし対談収録。

「帝国の銀幕　十五年戦争と日本映画」ピーター・B. ハーイ　名古屋大学出版会　1995

　プロパガンダ映画の発展を通して、「大日本帝国」の戦争と社会を鮮やかに描き出す

「日本映画私史」岩崎昶　朝日新聞社　1977

「日本映画論」岸松雄　三元堂

「日本映画と芸術」今村太平　菅書店　1941

「日本映画の本質　日本文化新書」今村太平　新太陽社　1943

「日本映画のラディカル意志」四方田犬彦　岩波書店　1999

「日本映画と戦後の神話」四方田犬彦　岩波書店　2007

「アジアのなかの日本映画」四方田犬彦　岩波書店　2001　

「日本映画の現場へ リュミエール叢書」山根貞男　筑摩書房　1989

「君美わしく　戦後日本映画女優讃」川本三郎　文藝春秋　1996

　2000年発行の文庫版もあります。

「日本喜劇映画史」原健太郎＋長瀧孝仁　NTT出版　1995

「日本の映画」ドナルド・リチー　行路社　2001

「日本映画論（現代映画選書）」長谷川如是閑　大日本映画協会　1943

「淀川長治集成全4巻」　芳賀書店　1987〜

「日本映画女優史 フィルム・アートシアター」佐藤忠男・吉田智恵男編著　芳賀書店　1975

 

・佐藤忠男

「日本映画300」佐藤忠男　朝日文庫　1995

「日本映画の巨匠たち全3巻」佐藤忠男　学陽書房　1996

「日本の映画・裸の日本人」佐藤忠男　評論社　1971

「現代日本映画」佐藤忠男　評論社　1969

「現代日本映画 第二集」佐藤忠男　評論社　1974

「日本映画100選」南部喬一郎・佐藤忠男　秋田書店　1973